日本関節運動学的アプローチ(AKA)理学・作業療法士会 第24回学術集会 会長
この度、日本関節運動学的アプローチ(AKA)医学会理学・作業療法士会 第24回学術集会を2024年7月7日(日)に大阪で開催することになりました。本学会の学会長をする機会を与えて戴きましたことを大変光栄に存じます。担当となる当会近畿ブロック学術集会準備委員を代表致しましてご挨拶申し上げます。
新型コロナウイルス感染症による影響は多様であり、社会生活においてもIT化の促進がなされています。しかし、我々の治療は患者さんを目の前にして、身体に触れて実施するのが基本です。AKA―博田法の技術は副運動技術、構成運動技術に大別され、関連技術として関節神経学的治療法があります。AKA―博田法は関節運動学に基づき、関節神経学が考慮されると定義され、これらの点が他の徒手療法とは大きくことなります。それ故、非常に高度な技術となり、技術習得の難易度も高くなっています。技術習得には手技のそのものを身に着けることも必要ですが、本質を理解していなければ、根本を理解することができないと思います。そのため、今回の学術集会のテーマを「技術の本質」とし、AKA-博田法の理解をさらに深める事を目的として、進めたいと思っております。
内容については、技術の本質となる関節包内運動や関節神経学を如何にして理解していくためのプログラムを企画しております。具体的には、基礎講演から始まり、診断から治療、関節包内運動を考慮することで従来の運動療法がどのように変化したのか、また関節神経学を考慮しているは、技術的な側面からみたときにはどのような点であるのかを、ご講演していただく予定です。
開催形態については、現状も踏まえて沢山の方にご参加いただくために、対面式とオンライン配信式をあわせたハイブリッド開催を企画しています。出来ましたら会場に足をお運び下さり、皆様と会談できればと思っております。是非とも多数のご参加を心よりお待ち申し上げております。
皆様がAKA-博田法を正しく理解し、より有意義な学術集会になりますよう、準備委員一同努力いたす所存でございますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
開催当日は皆様とお会い出来ますことを心より祈念し、会長の挨拶とさせて頂きます。
第24回学術集会事務局
〒596-8522
大阪府岸和田市加守町4-27-1
岸和田徳洲会病院 リハビリテーション科内
E-mail:akaosaka2024@gmail.com
第24回日本関節運動学的アプローチ(AKA)医学会理学・作業療法士会学術集会運営事務局
有限会社電マーク内
〒760-0004
香川県高松市西宝町1-16-13
E-mail:aka@netmedical.jp